ボールから目を切るな 他の審判に任せるところは任せろ

先日、塁審に入ったとき、大誤審をやってのけました。

レフトにフライが飛びました。

レフトより前に落ちそうなボールで、トラブルボールになると判断しゴーアウトしました。

レフトの子は全力で走って追いつき、地面スレスレのナイスキャッチ!!グローブにボールが収まったところまではしっかり確認しました。

そのあと、すぐに自分の持ち場に戻ろうと、本塁側に振り向いてから「キャッチ」コール。

そして持ち場に戻り走り始めたところ、ランナーコーチに入っていた子が「落としてる!!」と叫びました。

「えっ???」と思い、振り返った時には再度拾いあげていたのか、地面にボールがある現場は見ていない。

どうやら、転んだか、何かの弾みで落としてしまったようです。

でも、私はボールをキャッチしているのを見ているので、再度「キャッチ!!」のコール。そうしたら、一緒に審判をしていた連盟の審判部長が「ノーキャッチ!!」と。
審判部長には逆らえません(笑

子ども達もノーキャッチと判断してプレーが進んだため、特に物言いが出ずに済みましたが、公式戦でやらかしてしまいました。

原因は

  1. ルールの勘違い
  2. 落ち着いてジャッジをせず、ボールから目を切ったこと

の2つです。

私は、グローブにしっかりとボールが収まった段階で、完全捕球とルールを勘違いしていました。
キャッチしても、転んだり、地面にグローブが当たった弾みでボールを落とした場合はノーキャッチということを知りませんでした。
ボールを落としても「完全捕球」と判断されるのは、送球動作中(グローブにあるボールを利き手で触った瞬間など)の落球からでした。

つまり、完全捕球のルールを誤っていたので、トラブルボールにも関わらず「キャッチ」のコールが早すぎました。

そして、ゴーアウトしていたこともあり、自分の持ち場に戻ることを優先してしまい、ボールから目を切ってしまった。

ゴーアウトしたときは、他の審判を信頼して、あせらずにその場に多少長くとどまっても良かったなと。

1つの誤審で、また一つ成長したお父さん審判です。

でも、お願いだからグローブにしっかり収まってたんだから、落とさないでよ~。お父さん審判はつらいよ。

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